次の漢字に音読みのふりがなを付けよ。「欧」「桜」「押」「横」「翁」…。お茶の子さいさい、すべて「おう」で満点さ――というのは現代かなづかい(新かな)の場合で、昔の人は大変だった
请给下列的汉字注上音读假名。“欧”、“桜”、“押”、“横”、“翁”……。那还不容易,全部注上“おう(音:ou)”,不就对了!——这说的是现代假名标注法(新假名),而古人则很麻烦。
歴史的かなづかい(旧かな)では、上から順に、「おう」「あう」「あふ」「わう」「をう」となる。政府が告示によって旧かなを新かなに改めたのは終戦の翌年、1946年(昭和21年)の11月である若按历史上的假名标注法(旧假名),从左到右依次是“おう(音:ou)”、“あう(音:ou)”、“あふ(音:ou)”、“わう(音:ou)”、“をう(音:ou)”。政府发布公告,把旧假名改为新假名,是在二战结束后第二年即1946年(昭和21年)的11月。
旧かなを深く愛惜する人は新かなを使いたくない。なかには、新旧で表記が異なる言葉は用いず、新旧共通の表記となる言葉だけで文章を書く軽業師のような達人もいた特别喜欢旧假名的人是不愿意使用新假名的。其中,有的专家,写文章时不使用新旧假名标注不同的词语,只采用新旧假名标注相同的词语,犹如轻捷杂技师一般似的,语言造诣十分高超。
「いる」(ゐる)も「であろう」(であらう)も「考える」(考へる)も使えない。不自由極まる制約のなかで1冊の本を書き上げた人に、日本文学史の研究者で筑波大の名誉教授、小西甚一さんがいる
“いる(ゐる)(音:iru)”、“であろう(であらう)(音:dearou)”和“考える(考へる)(音:kangaeru)”,这些词语也不能使用。在极度不自由的用词限制下写了一本书——他就是日本文学史研究者、筑波大学名誉教授、小西甚一。
講談社学術文庫に収められた「俳句の世界」は、全編、流れるような筆の運びで、読む人に制約の窮屈さを少しも感じさせない。中国文学者、高島俊男さんの評言を借りれば、「奇跡の名文」である
他这本被收入講談社学術文庫的《俳句的世界》,全篇行文流畅,丝毫没有让读者产生受限制的窘迫之感。如果借用中国文学者、高島俊男的评语,那是“奇迹、名篇”。
小西さんの訃報(ふほう)を聞く。享年91。「編集手帳」は文字数の制約がきついものだから、どうも言葉足らずになってしまい…と、日ごろ言い訳ばかりの身である。碩学(せきがく)の名文を読み返しては、心ひそかに恥じ入る。听闻小西的讣告。他享年91。《編集手帳》的字数限制很严格,所以,词汇怎么也会显得贫乏……平素我总是这样为自己辩解。(现在)重读这一博学的名篇,内心暗自感到万分惭愧。
点击查看更多编辑手帐