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民俗学者の柳田国男は12歳のとき、兵庫県明石の海辺で初めて海水浴というものを見た。「女が裸になって、サルマタのようなものをつけて海に入っていく…」
民俗学者柳田国男12岁的时候,在兵库县明石的海边第一次见识了什么叫“海水浴”。“女人赤身露体,穿着象裤衩一样的东西,跃入大海……”。
回想録「故郷七十年」によれば、1887年(明治20年)の夏という。軍医総監も務めた医師、松本順が欧米の風習を取り入れて奨励し、海水浴が広まった。柳田少年が目にしたのは初期の光景だろう
根据回忆录《故乡七十年》来看,这应该是1887年(明治20年)夏天。时任军医总监的医师松本顺引进了欧美的习俗并加以鼓励,使得海水浴得以推广。少年柳田所看到的就是初期的情景吧。
20年ほど後に書かれた夏目漱石の「吾輩(わがはい)は猫である」では、主人公の猫が健康上の効能を力説し、「猫といえども…鎌倉あたりへ出掛るつもりでいる」と語っている。海水浴はその間に定着したらしい
大约20年后夏目漱石所著的《我是猫》中,主人公“猫”强调了海水浴具有健康上的功效,并说道:“虽说是猫,……还是打算去一趟镰仓附近”。海水浴似乎在这一时期扎根的。
清らかな水と、空気と、光と、海水浴は天地の賜物(たまもの)でもある。猫の説いた健康上の利点に加えて、壊してはならないもの、守らねばならないものを人間に教えてくれることも、得がたい効能に違いない
洁净的水、空气和阳光,海水浴也是大自然的恩赐。它除了有猫所倡导的健康上的好处外,想必还有另一个宝贵的功效,即告诫人类它是不得破坏、必须保护的资源。
バルト海に臨むドイツ北部のハイリゲンダムで主要国首脳会議が始まる。国内では最古、欧州でも草分けとなった海水浴場の町として知られ、記念館もあるという。主要テーマの地球環境問題を話し合うのにふさわしい場所だろう
八国集团首脑会议在位于波罗的海沿岸的德国北部城市海利根达姆召开。据说作为德国最古老、即使在欧洲也是最初的海滨浴场而闻名遐迩,现在还设有纪念馆。对于主要商讨议题为地球环境问题的会议来说,这里应该是最适合不过的场所了。
三好達治は「郷愁」という詩に書いている。「――海よ、僕らの使ふ文字では、お前の中に母がゐる」と。生命を産み、育てた母である海のほとりで、実のある議論が交わされることを。
三好达治在《乡愁》一诗中写道:“大海啊/若是我们使用的汉字/母亲就在你的怀里”(译注:日语汉字“海”中有“母”)。祝愿在孕育生命的母亲——大海之滨即将进行的这场对话取得实质性的成效。