奈良の正倉院に四弦の琵琶が所蔵されている。円形をした胴の部分には月が描かれ、そのなかにウサギとヒキガエルが並んでいる 奈良正仓院里藏有四弦琵琶。圆形的琵琶体部绘有月亮,月亮里头有玉兔和蟾蜍并挨着。
ウサギはおなじみだが、カエルもお月様に縁があるらしい。欠けては消え、また現れる夜空の月。死んだように動かずにいても、冬眠から覚めれば息を吹き返すカエル。古人は両者に「死」と「再生」の永遠の連鎖を見たようである 月亮里有玉兔,这是人人皆知的,而青蛙似乎也与月亮颇有缘份。月亮高悬夜空,总有阴晴圆缺;青蛙冬眠时死一般一动不动而一旦觉醒则再度复活。古人好象从二者当中看到了“死亡”和 “重生”的永恒联系。
その生命の連鎖が脅かされている。両生類に感染し、壊滅的な被害を与える感染症、ツボカビ症が輸入ペットのカエルで確認されたのにつづき、国内の野生のカエルにも広まっていることが分かった 这种生命的锁链正受到威胁。继在进口宠物青蛙身上证实了已感染上容易感染两栖类动物并会对它们造成毁灭性伤害的传染病壶菌病之后,又发现该病菌已波及到国内的野生青蛙。
人間には感染しないが、カエルの致死率は90%以上、中米などで猛威をふるっている。麻布大学などが調査し、関東や沖縄の5県42匹の野生カエルで菌が確認された。環境省も全国規模の調査に乗り出す 壶菌虽然不会传染人类,但是患病青蛙的死亡率则超过 90% ,目前正在中美等地肆意猖獗。麻布大学等调查确认,关东和冲绳的 5 个县有 42 只野生青蛙感染了壶菌。环境省也开始出面在全国范围内展开调查。
あらゆる汚染に敏感な皮膚をもち、殻をもたない卵が水や大気にさらされるカエルは、人間に環境の危険な変化を教えてくれる「感知器」でもある。大切な “ 相棒 ” を守るために、目配りを怠るまい 青蛙,它的皮肤对各种污染十分敏感,无壳的蛋卵直接暴露于水和大气中,也是告知人类环境发生危险变化的“感知器”。为保护这个重要的“伙伴”,切勿疏忽大意。
初夏のころに冬眠から覚めて這(は)い出すヒキガエルは夏の季語である。「蟇(ひき)をりて吾(あ)が溜息(ためいき)を聴かれたり」(橋本多佳子)。哲人めいた顔つきで、人間の溜息をじっと聴くヒキガエル … 。 この夏は漏らす側かも知れない。 蟾蜍,初夏之际从冬眠中苏醒,并爬出洞口,也是俳句中的夏天季语。“蟾蜍出来/听吾叹息”(桥本多佳子)。俨然一副哲学家神情,认真倾听人类叹息的蟾蜍……今年夏天,也许轮到它发出叹息了。
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