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[中日语]欧洲力主立即削减温室气体

来源:日经BP |  时间:2008-04-10 |  作者:高田 憲一 |  [    ]  浏览:1299  [收藏]  [划词   ]
编辑点评:即刻,大幅に温室効果ガスを減らさなければならない――と欧州が主張するのはなぜか?欧洲为何力主立即大幅削减温室气体?

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地球温暖化は,異常気象の増加などを考えると喫緊の課題。すぐに,全力で温室効果ガス削減に取り組まなければならない――と言われる。一方で,産業革命以降の平均温度上昇は0.6℃,「江戸時代に比べてちょっと暖かくなった程度で,何が問題なのか」という意見も根強い。加えて,温暖化問題は100年,1000年単位の問題なので急がず長期的に取り組んでいけばいいような気もする。なぜ「待ったなし」なのだろうか。

考虑到异常天气的增加,全球变暖是亟需解决的问题。于是有观点认为必须立即全力削减温室气体。而另一方面,根据工业革命之后,气温平均上升了0.6℃,因此“气候只比江户时代略暖,问题不大”的看法也根深蒂固。并且,地球变暖是以百年、千年计的问题,应该耐心地采取长期措施。为什么要“迫不及待”呢?

この主張の急先鋒は欧州連合(EU)で,「先進国は,2020までに1990年比で20~30%削減すべき。2050までには世界全体で少なくとも半減する」という,途方もない(ように見える)数値目標を掲げている。世界全体で半減なので先進国は7割減とか8割減とかという数字が取り沙汰される(日本は2020年の目標には積極的ではなく,2050年の半減には積極的)。

主张立即减排的急先锋——欧盟(EU)提出了(看上去)有些离奇的数值目标:“发达国家必须在2020之前比1990年减排20~30%。在2050之前至少使全球排放量减半”。如果要实现全球减半排放的目标,发达国家将需减排7成或8成(日本对2020年的目标并不积极,对于2050年的减半则表现出了积极态度)。

その欧州の主張の背景には「POINT OF NO RETURN」への危機感がある。地球温暖化は一定の割合で徐々に進むのではなく,ある点を過ぎると爆発的に加速するという説があり,その分岐点が「POINT OF NO RETURN」と呼ばれている。そして,その分岐点が+2℃(現状からだと+1.4℃)と言われているのである。2050年までに世界全体で半減以下という目標も,温度上昇を+2℃以内に抑えることを強く意識したものだ。

欧洲提出这一主张的背景是对“POINT OF NO RETURN”的危机感。有一种假说:全球变暖并不是以一定的比例缓慢推进,而是在超过某一点后爆发式加速,该点称为“POINT OF NO RETURN”(临界点)。而这一临界点是+2℃(以目前为基准则为+1.4℃)。在2050年之前使全球整体排放量降至一半以下的目标也重点着眼于把温度上升控制在+2℃以内。

例えば,最もセンセーショナルな説はシベリアメタンだ。ある程度の温暖化でシベリアの永久凍土が溶け始め,そこにメタンハイドレートとして閉じ込められていたメタンが放出される。メタンは,温暖化に対する影響度(地球温暖化係数)が,二酸化炭素(CO2)の21倍と高い。このため温暖化を加速させてメタンの放出量をさらに促すという破滅的なサイクルにおちいる。そうなると,もう後戻りはできないというわけ。このほか,伝染病の大流行や,気候を安定させている海流(海洋大循環)の崩壊など,さまざまなカタストロフィーが待ち受けている,とも指摘されている。

如最能触人心弦的西伯利亚甲烷说。这一假说认为,当变暖达到某种程度后,西伯利亚的永久冻土将开始融化,释放出以甲烷水合物的形式封存于冻土之中的甲烷。甲烷对变暖的影响度(全球变暖系数)为二氧化碳(CO2)的21倍。因此,变暖将会加快,进而扩大甲烷的排放量,使地球陷入毁灭性的恶性循环。再无挽回的余地。除此之外,传染病肆虐、具有稳定气候作用的海流(海洋大循环)紊乱等各种灾难也将纷至沓来。 

しかも,今のままのペースでCO2が排出されるという前提でスーパーコンピュータを使ってシミュレーションすると,主要な気候モデルでは2026~2060年の間に+2℃を突破すると結果が得られている(藤田,「地球温暖化,『2℃危機説』が騒がれるのはなぜか?」,『日経エコロジー』,2006年7月号,pp.81-83.)。最短の2026年には,あと18年しかない。あと18年を前提にすると,コトの緊急性は理解できる。

并且,以现在的CO2排放速度进行超级计算机模拟得到的结果显示,主要的气候模型,将在2026~2060年之间突破+2℃(藤田,“全球变暖,‘2℃危机说’为何被大肆宣扬?”,《日经Ecology》,2006年7月号,pp.81-83.)。现在距2026年只剩18年。如果真的只有18年话,也就不难理解情况的紧急性。

もっとも,+2℃が本当に「POINT OF NO RETURN」なのか,シベリアの永久凍土から本当にメタンが放出されるのか,放出されるとしたらどれくらいの量か,など科学的なデータは十分とは言えない。だから+2℃分岐点説が正しいかどうかはよく分からないというのが実態ではないだろうか。事実の把握が不十分な状態で危機をあおるのは無責任ともいえる。

+2℃真的是临界点吗?西伯利亚的永久冻土真的会释放甲烷吗?释放的话量有多大?……与此相关的科学数据并非十分充足。因此,目前+2℃临界点说的正确性尚未得到确认。在没有充分把握事实的情况下宣扬危机可以说是不负责任的行为。

しかし,このように科学的な解明が不十分な場合,欧州が拠って立つのは予防原則だ。その内容は,「科学的に完全に解明されていなくても,極めて深刻な被害の恐れがある場合は,予防的に規制する必要がある」という考え方である。温暖化問題に対して,基本的に“予防的な方策”を採ることは国際的にも合意されている。地球温暖化は極めて深刻な被害の恐れがある場合だから,予防的に規制することは当然というのが欧州のロジック。この結果,温室効果ガスを即刻,大幅に削減しなければならない――という主張が首尾一貫してなされることになる。

但是,在科学解释不充分的情况下,欧洲立论的根据是预防原则。其思路是:“即使没有充分的科学依据,在可能出现极其严重灾害时,也需要采取预防措施”。对于变暖问题,采取基本的“预防措施”是国际一致的看法。欧洲的逻辑是,全球变暖有可能带来极其严重的灾害,采取预防措施理所当然。因此,必须立即大量削减温室气体的主张也就得以贯彻始终。

    

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(责任编辑:xtty)

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