【天声人語】060429——緑
午前5時すぎ。夜は明けたが、まだ日の光が届かない森の木々は、薄い灰色のとばりの中で眠っている。森閑とした中で、せせらぎの音が時を刻んでいるようにも聞こえる。
とばり【帳・帷】帐子、帷幕、幔帐、帐幕
¶~を下ろす/放下帷幕.¶夜の~がおりた/夜幕降临.¶神秘の~に包まれる/.
しんかん【森閑】[0]―たる/―と あたりに、音のしない様子。ひっそり。
清晨5点多,天光已经放亮,但阳光尚未普照到森林的树木,依旧沉睡在薄灰色的帷幕中。在万籁俱寂中,潺潺的水声听起来就像是时间正在一点点地消失。
昨日、長野県佐久市の森を歩いた。市の東部に広がる平尾山の周辺は、「心身を癒やす効果が科学的に確認できた」と林野庁が今月発表した全国10カ所のひとつだ。癒やし効果には、森林浴で血圧や脈拍数が下がることなどがあるという。「みどりの日」を前に、その森の中に身を置いてみようと思った。
昨天,笔者漫步于长野县佐久市的森林。延伸到城市东部平尾山的这一带深林,是林业部本月公布的“科学上认可的、对身心治疗行之有效”的全国10处场所之一。据说,有通过森林浴降低血压和脉搏数等治疗效果。在这“绿色节”之前,笔者想置身于这座深林之中。
明け方には無彩色だった森の色が変わったのは、山かげから日の光が差し込んだ時だった。それまでじっと息をひそめていたような木々の若芽が、一斉に輝き始めた。その無数の緑の粒々は、森の生気を表しているようだった。
黎明时分,原本暗淡的森林改变其颜色,是从山阴之处射入阳光开始的。那之前还都静静屏息的树木的嫩芽,齐放光芒。那无数绿色的颗粒,好像正展示着森林的生机。
当然ながら坂道が多く、上りが続くと、脈拍はいっときは増えた。しかし、しばし立ち止まれば、さわやかな風にほっとする。足元は、落ち葉でふかふかだ。人とほとんどすれ違わない「異境」を味わう。
しばし【暫し】【暫】[1]
〔下の「し」は接辞〕 そのわずかな間だけ、前後と異なる△行動を取る(様相を呈する)ことを表わす。
ふかふか(副)―と/―する 柔らかくふくれている形容。
当然森林中的坡道是很多的,持续上坡的话,脉搏数会短时间上升。但若是暂时停留脚步,便能在清风中舒卸心情。脚底,在落叶中也感觉十分松软。这里能体会到几乎不与人接触的“异国”情调。
そのうちに、木々や鳥や虫などを育む森という一つの世界を成り立たせているなにものかを畏(おそ)れる思いがわいてきた。それが、数字で計れる効果とはまた別の、森の力だろうと思った。
【畏れる】神を― ○敬い、それに気軽に近づかないようにする
身临其境,笔者不禁涌起了对于哺育树木、鸟虫等的森林成为一个世界的敬畏之情。它们具有与用数字测出效果不同的,独到的森林魅力吧。
梅の花が残り、桜がほぼ満開の佐久を昼すぎにたって、東京に戻った。街路樹の緑は、目覚めの遅い森の木々よりずっと濃くなっている。葉も、日に日に大きくなる。ケヤキ、イチョウ、ヤナギ……。ビルと車と人波に囲まれながら、それぞれの命を燃やす。そんな街の緑の生もまた、切なく貴い。
笔者在午后离开了梅花依旧、而樱花已几乎全盛的佐久,返回了东京。林荫树的绿色,比起迟沐朝阳的森林树木颜色要深得多。叶子,也正一天天的长大。榉树、银杏、柳树……。它们在大楼、汽车和人潮中,燃烧着各自的生命。这些街道的绿色,是那样难能地珍贵。
とばり【帳・帷】帐子、帷幕、幔帐、帐幕
¶~を下ろす/放下帷幕.¶夜の~がおりた/夜幕降临.¶神秘の~に包まれる/.
しんかん【森閑】[0]―たる/―と あたりに、音のしない様子。ひっそり。
清晨5点多,天光已经放亮,但阳光尚未普照到森林的树木,依旧沉睡在薄灰色的帷幕中。在万籁俱寂中,潺潺的水声听起来就像是时间正在一点点地消失。
昨日、長野県佐久市の森を歩いた。市の東部に広がる平尾山の周辺は、「心身を癒やす効果が科学的に確認できた」と林野庁が今月発表した全国10カ所のひとつだ。癒やし効果には、森林浴で血圧や脈拍数が下がることなどがあるという。「みどりの日」を前に、その森の中に身を置いてみようと思った。
昨天,笔者漫步于长野县佐久市的森林。延伸到城市东部平尾山的这一带深林,是林业部本月公布的“科学上认可的、对身心治疗行之有效”的全国10处场所之一。据说,有通过森林浴降低血压和脉搏数等治疗效果。在这“绿色节”之前,笔者想置身于这座深林之中。
明け方には無彩色だった森の色が変わったのは、山かげから日の光が差し込んだ時だった。それまでじっと息をひそめていたような木々の若芽が、一斉に輝き始めた。その無数の緑の粒々は、森の生気を表しているようだった。
黎明时分,原本暗淡的森林改变其颜色,是从山阴之处射入阳光开始的。那之前还都静静屏息的树木的嫩芽,齐放光芒。那无数绿色的颗粒,好像正展示着森林的生机。
当然ながら坂道が多く、上りが続くと、脈拍はいっときは増えた。しかし、しばし立ち止まれば、さわやかな風にほっとする。足元は、落ち葉でふかふかだ。人とほとんどすれ違わない「異境」を味わう。
しばし【暫し】【暫】[1]
〔下の「し」は接辞〕 そのわずかな間だけ、前後と異なる△行動を取る(様相を呈する)ことを表わす。
ふかふか(副)―と/―する 柔らかくふくれている形容。
当然森林中的坡道是很多的,持续上坡的话,脉搏数会短时间上升。但若是暂时停留脚步,便能在清风中舒卸心情。脚底,在落叶中也感觉十分松软。这里能体会到几乎不与人接触的“异国”情调。
そのうちに、木々や鳥や虫などを育む森という一つの世界を成り立たせているなにものかを畏(おそ)れる思いがわいてきた。それが、数字で計れる効果とはまた別の、森の力だろうと思った。
【畏れる】神を― ○敬い、それに気軽に近づかないようにする
身临其境,笔者不禁涌起了对于哺育树木、鸟虫等的森林成为一个世界的敬畏之情。它们具有与用数字测出效果不同的,独到的森林魅力吧。
梅の花が残り、桜がほぼ満開の佐久を昼すぎにたって、東京に戻った。街路樹の緑は、目覚めの遅い森の木々よりずっと濃くなっている。葉も、日に日に大きくなる。ケヤキ、イチョウ、ヤナギ……。ビルと車と人波に囲まれながら、それぞれの命を燃やす。そんな街の緑の生もまた、切なく貴い。
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(责任编辑:xinran)
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